WORKS

地面の下と地面の上のターミナル

EHIME,2017 public

OVERVIEW

愛媛県にある離島の休憩所の提案。

愛媛県にある小さな離島に暮らす町民のための休憩所と船のターミナルの計画。瀬戸内海を一体とした観光の一部として観光局も利用できる施設とするために、海を見ながら食事ができる休憩所としても利用されます。海沿いで風が強い敷地であったために低い建物として、船で来島した観光客への圧迫感をなくし、地面と近い建物とすることで島の人たちにも親近感のある建物とすることを意図しました。

地面をめくるようにデッキをつくり、海を望む床をつくる

建物形状は敷地の形めいっぱいにウッドデッキを計画し、船の離発着桟橋の方の隅の1点だけを地面に設置させて、その他を2.5m程度上部へと持ち上げています。来訪者を迎え入れるような階段を上り、振り返ると瀬戸内海が見えます。船を待つ間、デッキの上で海を見ながら瀬戸内の空気や風を感じることができます。デッキの下は、屋内の休憩所となりデッキの上部とは対照的な天井の低い日陰の涼しい空間となります。

通常は、海の見える屋内の休憩所をつくることが一般的かと思いますが、瀬戸内海一帯の温暖な空気感や雰囲気をよりたくさん感じられるように、室内空間よりも屋外空間をメインとしたターミナルを計画しています。

計画地:愛媛県
規模:約100㎡
意匠計画:IYs-Inoue Yoshimura studio-
構造協力:樅建築事務所
主用途:物販・休憩所
構造:木造