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上棟ってなんだろう??

diary

IYs井上です。

急に寒くなってきました。年末です。12月なので、そろそろ良いお年をお迎えくださいというべきかどうか迷うこの頃。

さて、

北鎌倉の住宅が上棟を迎えました!祝。
家づくりは、土地の整備からスタートし設計があり、申請があり、コスト調整があり、色々なやりとりがあり、紆余曲折しますが、上棟という節目を無事に迎えることができました。

さて、
上棟ってなんだ??と思う方も多いかもしれませんが、上棟とは、建物の骨組みの一番上の部材(棟木)が組みあがった状態のことを言います。

一般的には屋根までできて上棟といっていることも多いのですが、この日は1日でクレーンをつかってあっという間に組み上げてしまいます。そのため大工さんが応援の方も含めて集結し、お祭りのような雰囲気もあります。

昔は、クレーンがなかったので、近所の人手をかりなければ、骨組みを組み上げることはできませんでした。

そのために、屋根の上からお金やお菓子を撒いて近所の方にお礼をすることが風習となっていましたが、近年ではクレーンでやっていまいますので上棟式的なものはなく大工さんへの差し入れやお弁当をふるまうことが多いです。

当たり前なのですが、建物は職人さんがつくっています。ですが近年では、建売的な商品化した建物が都心では多く、だれがつくっているのか不明な状態で住まいを購入することも多いのです。

なので、購入する側は外観から家を見た時に、良い施工とそうでもない施工は気が付くことはありません。

ですが、この仕事をしていて本当に思うことは、大工さんが命。ということ。すべての根幹をつくるのは大工さんであり、その職人魂が良い住まいをつくっていると日々痛感します。人件費はカットされてしまいがちな昨今ですが、見えない部分にこそお金は払うべきだと感じる今日この頃です。

雨の対策等、細かな配慮をしてくれる工務店の大工さん、いつもありがとうございます!!

今回の施工は坂牧工務店です。