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府中の平屋 木工事

diary

IYs井上です。

秋になって寒くなってきました。

子供の学校では、風邪が流行中で、我が家も家族全員1人1人順番に風邪にかかりました。一斉にかかるのでなくてよかったですが、次は誰かな的な不安感があり、家族6名の最後の1人が私となってしまいました。

久しぶりに熱を出して寝込みましたが、1日で回復。なんとか予定に穴をあけずに良かったです。

さて、

府中で進んでいる平屋の住宅が、上棟し木工事が進んでいます。勾配天井とハイサイド窓、水平に通る軒のラインが出てきて、検討時にこの寸法で良いはずと思っていた、適度に心地よいスケール感を実物で確認することができ、一安心です。

模型やCGでは、この実物のスケール感との整合性がないため、この部分だけは経験値によることが大きいです。

模型やCGで眺めている空間の広さ感覚は、実際に現れるとより大きく感じることが多く、模型で丁度よく設計すると実物はやや大きすぎになってしまうのです。

なので、実物での拡大幅を想像しながら、
寸法を絶妙に縮めていく作業が、心地よい空間を設計する時のポイントになってくると考えています。

今回の空間は、適度な広さ感があり、広すぎず狭すぎず、丁度良い感じでした。

ハイサイド窓から見える空も、心地よいリビングを演出してくれそうです。

軒のラインが水平に出ています。

シンプルな平屋の計画ですが、細かな寸法や収まりを調整していくことで、いわゆる「普通の家」とは違う、「建築家がつくる家」ができるように、監理を進めています。