IYs井上です。
年末です。そろそろ子供たちへのクリスマスプレゼントも聞いておかなければいけない時期ですが
まだ、何もやっておらず、間に合うのか、、、不安です。
そして、円高が徐々に進行してきましたので、物価も緩やかに戻ることを期待しています。
さて、
物価高は、いつまでも続いていて、設備関連の値上げも留まるところを知らない状態ですが、
いつも減額項目を考える時に、何から考えるのか?ということを書いていきます。
私個人的な考えなので、人によっては優先順位が違いますのでご注意を。
まず、ポイント。
「プロジェクトの優先順位を決める」
デザインなのか、性能なのか、広さなのか、利便性なのか。。。せっかく建てるので全てが欲しくなってしまうものですが、
私がまず、自分たちのプロジェクトで優先したいことを明確に持つことは、方針を決める上で大切。
この部分がブレていると全てをつけなければ、いけないのではないかと、ラーメンでいえば全部載せで、結局食べきれない、、、
的なことになりかねないです。
キープするところもあれば、バサッと捨てるところも考えるのが、減額のポイント。
いつも私たちが考えることは、機能性、断熱やメンテナンス等が必要になるかどうかなど、
イニシャルが若干高くても、あとで直せない部分だったり、
長期で見ればお得になるものは、譲らない方が良いです。
また、建物の大きさは後から付け足すと費用が大きいので、大きさもなるべく譲らない方がよい
と考えています。特に収納。
収納が少ないと、最初は良くても物がちらかりますので、ロフトや小屋裏収納など、
余剰空間を利用して収納できるスペースを設けることが多いです。
とはいえ、過剰な地域的に見ても断熱性能や、メンテナンス性の良いものは、長期的に見ても損するものもあります。
一方で、見た目だけで機能的にはそこまで変わらないかなと思う仕上げなどは、
最初に減額に着手するところになります。
良く減額に上がる項目
・木製サッシ→アルミ樹脂サッシ
・食洗器、水栓等の設備→国内廉価版
・内部の左官かべ→クロス
・造作ドア→既製品ドア
・窓の数→減らすか、既製寸法に
・床暖房→なくす
・床の仕様→落としたものに。できれば突板以上
・その他特注品の見直し
上記でどうしても調整難しい場合
・面積→小さく
・柱を落としたりして、構造材を小さく
できれば譲りたくないところ
・電気コンセント、照明など→コストに対して得られるものが多い
・面積→後で増築するのは高い
・屋根の仕様→ある程度メンテナンス性が良いものがよい。
・メインの空間の質感に関わるところ
等。
毎回毎回、1万円でも落とせるところはないかと、見積もりみて探しまくってます。
あとは値引交渉。。。工務店も大変な時代ですが、交渉はしてみるに越したことはないです。
また、なんか割高な見積もりだなと感じるところは
詳細な内訳や、仕入れの経路などをきちんと確認することがポイントです。
工事会社は意外とどんぶり勘定で、商社からでてきた見積もりをそのまま出していることも多いです。
突っ込みを入れると減額されたりします。
30年以上住むことを考え、長期的に見て毎日使う所や、
メンテナンスに跳ね返ってくるところ等は、なるべく減額しないでいけるといいですね。
そのためにも、建築計画は、シンプルにまとめたいものです。
見積がでてくる着工前は減額しなければという恐怖にかられますが
いざ着工して、完成間近になると、
やっておけばよかった、、、という項目もいつも出ます。
難しい家づくりの心理です。
ちなみに、太陽光発電パネルは、20年以上のスパンでみると
損はしないので、余裕があればつけるとお得なことは確実です。
後からつけることもできるので、その場合は配線関係を後からできるようにしてもらうことが大切です。
でないと、露出配線になって施工がきたなくなります。
―ワクワクを1から考える家づくり―
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