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長野の住宅 引渡し

diary

IYs井上です。

昨年から進めていた、長野の住宅が先日お引き渡しとなりました。少しの残工事がありますが、もうすぐお引越し。

都内から長野への移住計画だったので、施主様のご苦労も大変であったと思われます。工期も数か月伸びてしまい、入学時期もあったので尚更大変な時期でした。

さて、

今回の住宅は、敷地も広々としているところなので、ほぼ平屋の住宅です。田舎育ちの施主様は、子供たちを自然豊かな場所で育てたいとの思いで、今回の建築を計画されました。

最初は長野の設計者を探していたとのことでしたが、紆余曲折都内の設計事務所でもよいのではとのことでIYsに白羽の矢が立ちました。

今回の住宅は、内部も外部も木貼りです。内部はヒノキ合板、外部は屋久島の杉材です。

特に屋久島の杉材は、近年見捨てられていた屋久島の地杉をよみがえらせようということで、チャネルオリジナルの方々が製品化しているものを採用しました。少し荒々しい木目がありますが、外部にも使えます。

ほぼ平屋ですが、一部子供部屋だけは2Fに。それでも屋根の高さは最小限として、屋根裏のような子供部屋になっています。

日当たりを最大限受けられるように、南側に対して折れた平面計画で、日の光を最大限内部に入れています。ランドリスペースも南側に。

フリースペースは、子供たちの遊び場。

駐車場は、屋根付きなのでバーベキューにもってこいです。

広々とした洗面所。こちらも木貼りになっています。木の暖かさと照明の暖色が良く合います。

屋久島地杉の外観は、圧巻です。琳等間隔の広い長野ならではの計画。

設計施工あわせて約1年の計画となりましたが、これは設計事務所の注文住宅で進めるにはとても速い設計と工期です。ほぼ施主様が私たちに任せていただいたので、可能になった工程。

細かな指定が多いと倍くらいの時間がかかることもあります。

素早い計画ではありましたが、最終的には施主ご家族より満足している旨のお言葉をいただき、安堵。木の温もりと、現代的な外観がマッチした不思議な家になりましたが、施主ご家族のセンスと、優しさに満ちた家になったと思います。

良い家に育っていくと良いと思います。

―ワクワクを1から考える家づくり―
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