IYs井上です。
今日は、とても寒いですね。寒波がきております。雪国の方は毎年本当に大変です。これが明ければ、春になっていきそうです。
さて、
最近住宅の設計打合せでは、リビングにTVを設置しない家がでてきました。
住まいといえば、○LDKといった形で、リビングにはTVがあって、それが段々と大きくなって、みんなが集まる場所といったイメージが定着していましたが、最近では、TVはみないので、いらないという意見が多く。
この事は、これからの住宅プランを大きく変えていく予感がします。
私たち設計者は、プランをしていく際に、リビングにTVがあるという1つの制約とたたかっています。TVのお配置を考えるために、プランの方向性や向きに制約がかかることも多いのです。
この制約がなくなったとすると、より自由なプランが現れると思いますが、逆にリビングは何をする場所なのだろう?と考えるきっかけにもなります。
今は、スマホやタブレット端末もあるので、家族であっても個々に視聴する番組も違っていたりして、いる場所も異なっていることが多くなっています。この場合、広いリビングというニーズよりも、中くらいの居場所がたくさんあるという、ということの方が重要であるように思います。
つまり
リビングというものが一塊ではなく、2~3に分かれるようなイメージなのでしょうか。敷地には制約があるので、私としては、これまで閉じていた、個室や、キッチンや、ダイニング、洗面などのスペースが緩やかに繋がりあいながら1つの空間をつくっているような、住まいへと移行していくように思っています。
それは、何十年後なのか分かりませんが、、、。
時代がかわれば建築も変わります。日々進化。
―ワクワクを1から考える家づくり―
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