IYs井上です。
横浜の住宅も、同時期に木工事が進んでいます。こちらは規模が少し小さめなので、進みも早いです。
さて、
こちらの住まいは、丘の上で、目の前がお寺の森が見える立地。2Fへと持ち上げたリビングからは、水平に切り取られた森が見えます。
そして、
2Fへと持ち上げた居室の下は、ガレージを含めた、25畳以上あるピロティ空間になります。ピロティとは、柱で持ち上がった2Fの下のグラウンドレベルの空間。その昔、フランスの建築家ルコルビュジェという人が提唱した空間です。1Fは室内をつくらずに、人々に開放するべきというのがコルビュジェの考えですが、
昨今では、日射が強く外にいるのもやっとなので、こうした日陰の空間は、とても貴重になってきています。東南アジアの住宅には、日陰の空間が多いように、日本でもそうした日陰の空間が必要になってきています。
ピロティの足。斜めになっているのは耐震壁の役割もあるので、斜めになっています。
亜熱帯化する日本。気候変動と共に、建築の形も変わっていきます。
―ワクワクを1から考える家づくり―
IYsは、心地よい、楽しい空間を1から考える設計事務所です。ご相談は、計画の初期段階でもZOOM等で随時受け付けておりますので、以下メールより気軽にお問合せください。m(@_@)m
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