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丘の上の良好地盤は、地震の揺れが小さくなる?

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IYs井上です。

横浜の丘の上の住宅が、着工し基礎工事が完了いたしました。

今回もべた基礎です。丘の上の立地なので、地盤は非常に硬く良好なので、改良工事はなし。ありがたいです。

ちなみに、川の横だったり、谷間の下の方の土地だったりすると、柔らかい土が堆積していることも多く、地盤改良が必要になることもあります。

丘の上の方は、地山といって、古くから地盤が固まっているため、非常に硬いことが多いです。

硬い地盤が何故よいか?というと、地震の振動の伝わりが柔らかい土と硬い土では、硬い地盤の方が揺れが小さくなります。なので、大きな地震があっても何故が震度が小さい土地ってありますよね。それは、土が固いからです。

古墳などの遺跡が見つかる場所は、丘の上が多く、古くから災害の少ない土地を、昔の人は選んでいたのだとおもいます。

さて、余談ですが、

土の上に基礎ができると、あれ??なんか小さい。。と感じます。

人の目は、周囲との比較で、観ているものの大きさを判断しているため、外の環境の中に基礎だけあると、周りの広さとの補正で基礎が小さく見えます。

ただ、壁が立ち上がると急に広く感じ、内部が仕上がると更に広く感じます。

目の錯覚の不思議です。着工すると、基礎はあっという間にできてしまいます。

上棟は、年明け。楽しみになります。

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