NEWS

角地の外構を解説します。

works

IYs井上です。

もう年末です。。。早すぎます。。。年末は、色々な人に合うことも多くなります。みなさんは1年どんな年だったでしょうか。

私のように自営業的な会社を運営していると、日々いろいろなことが起こり、常に目まぐるしく過ぎていくのですが、サラリーマン時代では考えられないような局面や、プロジェクトに出会うこともあり、毎日が新鮮であるとも言えます。

さて、

町田で進めてきた2世帯住宅は、外構が完了し、正式にプロジェクトが完了いたしました。施主ご家族にも大変満足いただき、既にお引越しは済まされておりますが、嬉しいお引き渡しとなりました。


2つの切妻屋根が交互に道に対して向いている外観

今回は、角地の計画でした。古屋もあり、新居を見据えて解体も立会いました。

角地というと、どうしても道に対する周長が多くなり、外構の費用も多くかかりそうですが、今回は、色々な技を駆使して費用を抑えつつ環境にも優しいデザインとしました。

まずは、既存の樹木を残すことからスタート。これは、新居の最終形が見えていないと難しいところではありますが、樹木もある程度の高木となると、10万は軽く超えてくるものです。なので、立派な樹木は可能な限り残したいと考えて、解体時に施主家族と立ち会って、残す樹木を決めました。

枝垂れ梅、イロハモミジ、百日紅、それぞれ大き目の樹木を残すことができました。この木々に加えて、新たな低木を入れていく計画に。

低木は、高木に比べると費用的には、とてもリーズナブルです。木は、2年もすればある程度大きくなります。

また、

敷地が道路よりも高かったので、土留めの擁壁があったのですが、大谷石と呼ばれる昔よく使われた石で土留めがしてありました。その上にコンクリートブロックが積まれていた状態だったのですが、そのコンクリートブロック部分のみを撤去し、大谷石は洗浄して、そのまま使うことに。

擁壁のような土留めは、角地にもなれば、100万近く費用がかかります。こちらも残すことで、費用的は浮いてくるのですが、その分、土留めがなかったところに、新しい大谷石を入れることができました。

そして、フェンス、塀ともいいますが。

塀の種類もいろいろとあります。高級住宅街なんかですと、3m近い刑務所のような壁が反り立っている豪邸も多いですが、、、そうした外構は、なんだか自分の財産を絶対に守りたいと周りに伝えているようで、悲しくなってしまうのですが、角地ともなると、塀の量も長くなるので費用も大きくなりがちです。

今回は、木が表しなっている建物に合わせて、木のフェンスとしつつ費用も抑えるためにはどうすればよいかということで、間伐材の木杭を利用することに。この木杭は、構造材にも仕上げ材にもなりずらい細い木々が、使い道がないがゆえに、安価に市場にでているのですが、しかしながら、無垢の木ではあるので雰囲気がよくなると判断しまして、外構のアクセントとしています。

杭なので、基礎はなく、土に打ち付けるのみ。基礎の費用もなくすことができます。間をつなぐ板材は、ヒノキの抜材。こちらも仕上げ材にはなりずらい短い材を使うことで、費用的には節約できます。木杭に対して、表と裏にランダムに貼ることで、立体感をつくりつつ、動きをだして楽し気なかわいらしい外構となっています。

木杭の足元は、大割の石を並べ、芝生を敷き詰めています。

駐車場も土間コンクリートではなく、芝生ブロックと、インターロッキングとすることで、雨の浸透する地球にやさしい外構に。夏の日射の蓄熱を抑えてくれます。家の周りは、防草シートと砂利を敷き詰めています。これだけで、雑草処理はだいぶしやすくなります。

外構は、家本体で予算を使いってしまうことが多くなかなか手が回せないですが、特に角地の場合は、最初からある程度の予算取りをしておくことで、外構も含めた全体計画ができると思います。

今回は、色々と費用的にも工夫しながら、角地の外構計画を行いました。2年後、3年後が楽しみです。

―ワクワクを1から考える家づくり―
IYsは、心地よい、楽しい空間を1から考える設計事務所です。ご相談は、計画の初期段階でもZOOM等で随時受け付けておりますので、以下メールより気軽にお問合せください。m(@_@)m
info@iystudio.jp