OVERVIEW
進行中の池袋の住宅の建替え計画。
中高層の住居地域に位置する敷地であるが、幹線道路に近いため防火地域として制限がかかっている土地。
通常防火地域では、耐火建築物として鉄骨造か鉄筋コンクリート造の建物が求められる。
施主もそのように、耐火建築物でないと建て替えができないと考えていたが、2階建てで100㎡以内であれば、木造でも準耐火建築物として3階建て木造と同様の仕様で建てることができ大幅なコストダウンにつながることを提示し、木造準耐火の方針で計画を進めることとなった。
建物は2階建てでだが、3階建ても建てることができる地域なので上方へと建物を伸ばすことは可能だ。2F建だが、壇状に天井を織り上げることで、通常の2階建て住宅では実現できないような空間をつくることを試みている。
最大天井高8m弱の大空間と、スキップフロア状につらなる空間を構想中。現在着工に向けて、作図を進めている。