OVERVIEW
都内の住宅密集地、3階建ての木造住宅の新築計画だ。
夫婦と子供4名で住む住宅であるが、3階建て特有の階段は暗く、各階が分断された居住空間となることは避けたいと考え、南道路の広い間口に対して、階段を横たわるように配置し、階段ホールが居住空間への採光と、道路との干渉帯として機能するように設計した。
リビングや各部屋は、階段を挟むことで、籠った落ち着きのある居住空間となり、逆に暗くなりがちな階段は家の中で最も明るく、子供が座って本を読んだり日向ぼっこができたりする1つの場所になることを考えている。
また、省エネ性能、断熱性能にも拘り、UA値0.46以下の外皮性能を目指して設計中。太陽光パネルも搭載予定。
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