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駅前の2世帯住宅

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IYs井上です。

寒い日が続いてますね。大雪は、寒いからではなく、海水温度が上昇して水蒸気がたくさん上空にあがるので、大雪になるようで、こんなところにも温暖化の影響が。。。

環境の変化が激しくなると、人にとっては住みにくい地球になってしまいますので、建築もいろいろと工夫が必要になります。

さて、

先日、相模原で進めてきた2世帯住宅の撮影をすることができました。

朝から晩まで一日通しで様々なカットを撮影しています。

一日の日の光の変化を感じることがあり、とても参考になりました。日の光が入ってくるととても明るいですね。

この住宅は、商店街に面しており、店舗もちらほら並ぶ通りにあります。

正面から見ると家が浮いているような外観。

入口は、両サイドにあり、親世帯と子世帯でなるべく分かれるようになっています。

南側は今のところ駐車場なので日当たり抜群です。

将来、建物が建ってもよいように、隣地からは離してます。

ラワンベニヤで仕上げられた室内。

少しレトロな雰囲気のする内装が好みとのことで、グリーンがかった壁紙や、ラワン材をそのまま貼った仕上げとなっています。

床はグレーの樹脂タイル。

夜景も良い感じでした。

足元は、カラマツの角材を貼っています。

防火制限のかかる地域ですが、裏側に鉄板を仕込んで木を貼っています。

大工さんの腕の見せ所な外観。

ところどころに、角材の角を落とした台形の角材があり、隙間がランダムになってます。

少しだけ柔らかい印象にするため。

いわれなければわからないようなことです。

撮影後、食事会。施主宅でおもてなしいただくことは大変うれしいことです。

満足いただいているようで一安心。

自分で言うことでもないですが、本当に居心地のよい空間で、長居してしまいました。

4畳半から、8畳位の小さな空間を数珠つなぎに階段まわりに展開している構成で、

天井も低い高い、素材も木があったり、壁紙が合ったりと色々あります。それぞれの居場所がそれぞれに繋がり、とても心地よい。

設計時に考えていたことが、実現されており、それを体感いただけていて何よりでした。