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家の窓から何がみえる?

diary

IYs井上です。

今日は朝から雪がパラパラと。

寒くなったり暑くなったりで、体調はお気をつけください。

さて、

昨年、お引き渡したご夫妻から届いた写真をご紹介。


3Fの窓から見える月

3階の吹抜上部に設けた窓から、夜にお月さまが見えるそうです。

駅前の密集地に建てたこちらの住宅は3階建てですが、上の方に窓を設置したおかげで、夜に月が見えるそうです。

密集地且つ、周囲は3階建てに囲まれた、北道路接道の立地。

普通に建ててしまえば、暗くてもしょうがないですよね、、、、となりそうですが。

隣地との隙間は意外とあるので、外部との繋がりをもつことはできます。


夕方に隣地との隙間から差込む光

2Fのリビングにも夕方光が差し込んでいて、綺麗ですとのことで、嬉しい限りです。

こちらも、隣地との隙間を狙って窓を設けたので、光が差し込んでいます。

私は、太陽光がとても好きなので、いつも設計している時に日の光の角度を意識しながら設計することが多いのですが、

お引き渡しした後に、住んでいる施主ご家族から、窓から月が見えるのが綺麗とか、雲の流れるのが見えるのが良いとか

窓からの景色についての感動をいただくことがとても多いです。

住まいを建てるときには、色々検討することがあると思います。

大きさや、使い勝手、断熱性、機能性、かっこよさ等、、、、。

でも意外と、自然とのかかわりを人は求めているのだなぁとつくずく感じました。

動物も、植物も、光を求めて生きているのだと思います。

都心に暮らしていると、そんなことは忘れてしまいそうですが、最も単純でありながら重要なことですね。