IYs井上です。
梅雨のじめじめした空気ですね。毎年豪雨が各所で襲っていてきているので、日本の気候もそろそろ亜熱帯のようです。
新宿の2世帯住宅は一旦木工事が終わりまして、鉄骨工事が進んでおります。
その後、再度造作工事が始まります。
今回は屋上含めて4層分の高さを階段で2世帯が上り下りするので階段室は明るく、雰囲気の良いものとしたいということもあり、幅も広く踊り場もついております。
これで日々の上り下りもストレスがなくなるでしょう。階段の踏板の奥行きも少しだけ広めに設定しているので、この部分でも登りやすいと思います。
階段は鉄骨をさび止め塗装した上に現場にてライトグレーに塗装してます。
壁は、セメント板で、踏板の仕上げはゴムタイルとなっています。
ゴムタイルは耐久性の高い素材です。土足でたくさん通る場所なのでメンテナンス性も考慮。
色合いもグレー系なので汚れも目立ちずらくなってます。
壁のセメント板は手で触っても汚れが目立ちずらく耐久性も高いものです。
階段室は空調もなく土足エリアで半屋外的な扱いとなりますので、
湿気や温度差もでてきます。塗装だと汚れが目立つし、クロスだと恐らくすぐ剥がれてきます。
なのでセメント板としました。
窓の多い階段室なので、熱気が上方に溜まることを想定し最上階部分に排気のファンをつけて、下階の涼しい空気を上に引っ張る計画となってます。
その他、
造作工事は途中まできてます。
ちなみに、今回の鉄骨工事は、いつもお世話になっている「株式会社石田鉄工所」のみなさまです。
設計事務所の無理難題に、いつもお付き合いいただいております。
仕事も丁寧で、細かな部分まで拘りの製作をしていただいております。