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移住の家 基礎工事

diary

IYs井上です。

今年初旬から設計していた案件が、夏以降で立て続けに着工しております。

ホームページには公開してませんが、長野へと移住される方の住まいも手掛けており

先日、基礎が着工しました。

私たちは、東京や神奈川近郊で設計することが多いので、長野となるとまた施工の勝手が異なり、

工務店と試行錯誤しながら、進めています。

長野は、今、軽井沢の需要の高まりなども受けて、施工業者がなかなかつかまらないくらい需要が集中しているようです。

今回は、知りあいの伝手でなんとか、着工へとこぎつけられましたので、非常にラッキーでした。

ある工務店では、2025年の春まで埋まっていると言われたところもありました。。。

今回の地域は、冬とても寒くなる地域なので、凍結深度という設定があります。

土が凍って建物を上に押し上げてしまうので、基礎をその深度以下に設定するということに。

なので、今回の基礎は地面から60㎝強も掘りまして、基礎の底盤をつくっています。

一部独立基礎となります。

くの字に曲がった、ほぼ平屋建ての住宅です。

周囲の山に対して、横たわるように水平に屋根が続く建築。

雄大な自然の元で、建築がどのように建っているかというのは、都心ではあまり考えないので

今回の立地では、普段考えないことを非常に多く考えさせられています。

立地が変われば、生活スタイルも変わりますし、周囲に対する建築の建ち方も変わる。