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断熱施工
worksＩＹｓ井上です。
４月に入り、近くの公園では、桜が咲き始めていました。
朝電車に乗ると、恐らく新卒で働き始めの方なのかなと思う人たちがちらほら。
外へ出るにもダウンジャケットを着なくてもよくなってきて、春を感じます。
さて、
都内で進めている３Ｆ建て住宅では、断熱の工事が進行中。
東京では、「東京ゼロエミ住宅」という、断熱性能をある一定以上にすると補助金を出すという事業が実施されていて、
こちら、かつてない補助金の額となっています。
都内に建てる方は羨ましい。
色々と厳しい条件はありますが、断熱性能を高める分以上に還ってくる額が大きくなるので、
非常にお得な制度となっています。
こちらの住宅も、ゼロエミ対応なので断熱はしっかりと入れ込んでいます。
今回は、性能の高いグラスウールを採用し、壁や天井にパンパンに詰めていきます。
現場でも施工チェックし、施主ご夫妻にも確認いただきながら、隙間を、埋めるように是正してもらったりして、進んでます。
この断熱の施工は、専門の業者がいるくらい、やる人によって、良し悪しが出てしまう工程で、
性能が高いものを使っていても、すき間だらけでは、断熱性能は発揮されないので、慎重に行わなければならない工程。
設計事務所側でも、なんども現場へ行ってチェックして現場監理しています。
今回は、工務店の大工さんが施工できるタイプのものを利用し、
外皮性能である Ｕa値が、0.46という数字を下回るように、断熱性能を上げています。
都内では十分すぎるほどの断熱。
また、
一次消費エネルギーという、冷暖房や、節水計画など、エネルギー消費を抑えられる計画もなされており、
光熱費も、従来の住宅と比べると半分くらいになるのではないでしょうか。
制度も毎年毎年変わるので追いつくのが大変ですが、
断熱に関しては、これからも必須となっていくものなので、設計事務所としても日々勉強しています。
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