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【建築家とつくる家】移住の家の進め方。雪が降る上棟編 

diary

IYs井上です。

寒波が到来してますね。日本海側も大雪の予報ということで、被災地の方に少しでも暖かい場所を確保してほしいです。

さて、
長野で進めているほぼ平屋の住宅が、上棟を迎えました。といっても途中で雪が降ってきたので垂木と野地板までは行けず、構造材のみ上棟。


ほぼ平屋で南に向かって弓なりに建っている

今回の住宅は、敷地が広いこともあり、南に向かって弓なりの建物形状となっています。これは日の光を最大限建物が受けられるようにということなのですが、全体の坪数も駐車場の屋根を入れると60坪くらいあるので、ちょっとした道の駅のような佇まい。

とはいえ、軒は低く抑えているので圧迫感はないと思います。

裏側からみると、こんな感じ。北側に建つ家にも光が入るように、配慮して計画しています。

今回のプロジェクト事体、移住の計画だったので私も施主も都内、施工者は地元ということで、連携が難しいところもあったのですが、ズームなど便利なツールを駆使しながら連携しています。

屋根の形状が、くの字に2回折れ曲がる形状なので、構造の軸組が非常に複雑でした。なので、施工者と木材のプレカット業者と何度もやりとりし図面を修正したりしながら、3,4回図面のやりとりをしてやっと決まった経緯があります。

はなれた場所でもウェブ会議を駆使して、納まりの方式などを細かくチェックしすり合わせできたのは、今ある技術のおかげですね。10年前なら何度も、実際に行き来しないと進まなかったと思われます。

―ワクワクを1から考える家づくり―
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