IYs井上です。
横浜の住宅は、窓周りの造作工事にはいりました。
そもそも造作工事ってなに??というところですが、造作工事とは、棚やベンチやその他の家具など、手作業で板材などを現場で加工し、組み立てていく工事のこと。文字通り、造作する工事なのです。
そもそも住宅自体が、造作工事であったわけなのですが、現在の住宅は、殆どが工場で加工された既製品が現場へと届き、それをただ組み立てるだけという非常に簡単につくれるようになっています。
建売住宅を始めとした、日本の住宅のほぼ9割は、こうした組み合わせ住宅なのです。他方で、造作工事は、昔ながらの手間のかかる工事なのですが、窓にぴったり棚板を合わせたり、寸法を自由に調整したりと、設計のやり方によっては、出来上がりの美しさが際立ちます。素材も自由に選択が可能。
上記の窓周りは、水平の造作板を通すことで、単体で窓がある状況から空間の中に馴染ませることができます。
今回の住宅も、ほぼ造作工事により出来上がっており、既製品は、窓くらいでしょうか。。。職人技が光住宅です。
―ワクワクを1から考える。設計事務所とつくる家―
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