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鎌倉の現場

works

IYs井上です。

日に日に、涼しい日が増え秋の陽気に。。時が経つのは早いです。春夏秋冬、一年があっという間に過ぎていきます。新しく広くなった事務所も快適で植物も増えてます、

鎌倉の現場は、終盤。家具が出来上がってきました。

現場打合せ

家具は、色々なパターンがありますが、今回は造作が多くなっています。造作は大工の手によるもの。
既製品ではない、味のある仕上がりです。

もちろん家具屋さんや既製品の工場生産品と比べると多少の精度の違いはありますが、むしろその手触りというか質感が、とても良い雰囲気を醸し出しています。

現場監理で細かく出向きながら、小さなところをチェックし確認し、修正して現場で色々と変更して確定させます。決して図面通りではない設計。でも現場監理をすればするほど、良いものになります。


塗装工事の真っただ中

現場は塗装工事の真っただ中でした。塗装工事も、近年の住宅ではあまり使われない工程です。

何故ならば、職人によってばらつきがあるから。。。。

ばらつきがあれば、クレームがあり、クレームがあれば、請負元のメーカーは使わなくなります。

クレームがなく、品質が変わらないもの。既製品であればあるほど、手間もかからず監理も楽です。ですが、IYsでは、手間もかかり、職人によってばらつきがあるような工程ばかりで構成される設計をしています。

何故ならば、なんとも言えない味わいがあるからです。


窓からの光・吹抜

やはり、人がつくった手触りがあるほうが、見ていて気持ちよいです。小さな納まりに、こだわりが詰まっていると思うと、建築自体をとても愛おしくなる感覚。それは高級な素材ではなくて合板でも同じ。

色々な大きさの窓から、光が入ってきます。今回の住宅は、吹抜が連続しており、洞窟のような雰囲気があります。子供がはしゃぎたくなるような空間。

晴れた日は、窓から青空が。住宅が密集した分譲地ですが、開放的な室内空間が広がっています。
完成間近。

待ち遠しいです。