「ついに計画!家の近くの別荘」
IYs井上です。
湘南の別荘計画は、内部の造作工事が急ピッチで進められています。
通常家具工事は、家具屋さんに頼むのことが一般的ではありますが、今回の工務店では、大工さんが細かな家具工事も請け負っていただいております。
このおかげで費用も落とすことができ細かな指定も対応いただいております。設計者としては感謝しかない。施主様にもメリット大です。
ちなみに、家具工事は細かな作業のため、時間もかかります。現場での変更が重なれば、なかなか思うように進まないことも。献身的に頑張っていただいている職人様には頭が下がります。
工場でつくる製作と、現場でつくる制作は同じセイサクでも大きな違いがありますね。建築工事は工程や部材の納まりや納期や色合い等、様々な絡みがあるので、1つの変更で周囲の絡みが大きく変わることも多く本当に骨が折れます。ただ、現場で気が付くことも多いという現実。この対応ができるのが設計事務所で建てることの一番大きな意味合いであるとも思っています。
こちらの現場は、近くに自宅がありながら、遠くに別荘を建てるのではなく、近い場所に自分の好きな場所をつくるという別荘。別荘というと、自然を楽しむとか静かな場所というイメージもありますが、楽しむのは自然だけではないということですね。車やオーディオ、友人との集まり等。
外壁サイディング
別荘という概念が、広がるプロジェクト。コロナの影響でなかなか遠くへいけない現実があり、こうした機能が求められているということなのかと思います。